フェイスブック 不屈の未来戦略(マイク・ホフリンガー)
言わずと知れた世界最大のSNSであるfacebookであるが、その成長の軌跡やinstagramなどの買収の舞台裏をインサイダーとして見てきた、 著者が描いたノンフィクション。
facebookそのものが偶然グロースしてきたわけではなく、流行ってるから、という理由だけでwhatsappやinstagramを買収してきたわけでもなく、圧倒的なミッションと、ビジョンとエグゼキューションがあってこその成長、買収だった。
参考になった点をいくつか。
1. 桁外れのため成功のために必要なもの(第2章)
まとめると、桁外れの成功のために必要なのはたった3つの要素だ。愚かで賢いビジョナリーであり、不可能を可能にするミッションに絶えず挑み続け、プロダクトを軸としたプラトン・アカデミーを作ればいい。
2. ユーザー個人と世界の間にある4つのメディア(第4章)
ユーザー/デバイス(スマホなど)/パイプ(Verizonなど)/レンズ(google、fbなど)/コンテンツ(youtube、BuzzFeedなど)/世界
レンズは人とコンテンツをつなぐマーケットプレイスだ
3. 「フェイスブックは最も困難な時期に直面しているが、まだ仕事を楽しんでいるか」(第12章)
楽しいかどうかは僕にとってはあまり重要ではありません。すべてはミッションのためです
フェイスブック 不屈の未来戦略 (T's BUSINESS DESIGN)
- 作者: マイク・ホフリンガー,Mike Hoefflinger,滑川海彦,大熊希美
- 出版社/メーカー: TAC出版
- 発売日: 2017/06/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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