AIが神になる日(松本徹三)

AIが今後社会をどう変えて行くのか、というのを、多少の技術的視点に加え、哲学的な視点から説明している。

 

BS(Before Singularity)とAS(After Singularity)で人間は何を考え、どうすべきか、という問は、現実味を帯びてきたAIの時代の前、つまり今まさに考えないといけないと感じた。

 

一方、本書の中で、必ずしも賛同できない主張も多々含まれている。

例えば、スポーツのくだりでは、それさえも超越したエンタメをAIが創造できるはずである。

 

エネルギー、機械、食べ物、エンタメ(映画やマンガ、ゲームなど)、その他諸々、AIが作り出すことができれば、モノやサービスの生産、製造コストが0になることで対価が不要になれば、究極働く必要がなくなる。

 

その時に何をして何十年も生きようか、というのを考えたい。